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百物語コンテスト No42~No51

2015/9/15

 No42~No51

No42 投稿者: 母を訪ねて三㌢ 様


本文
数年前の夏に、北海道某所の有名な心霊スポットである病院に肝試しに行きました。俺と男友達A、B、女友達C、D、Eの六人で。

一人が病院の最上階まで行って手を振って帰ってくる。みんながすごいと言うけど、実際は中に入った人は怖くて最上階まで行っておらず、じゃあ最上階にいた奴は誰?
っていう話を聞いた事があると思います。ベタですが、それをやろうという話になったらしいです。

そこで女の子がいるというのもあって、Aが勇気があるのを示そうと「じゃあ、俺が行ってくる」と言いました。
そして、ただ行くだけじゃつまらないので各階の窓から顔出して手を振って上がっていくということになりました。

そして、意気揚々と中に一人で入ってくA。間もなく、Aが二階の窓から顔を出して手を降る。

「やっぱり怖いけど行けるわ~」

っていう調子で顔を引っ込めて数分後、三階の窓からAが顔を出して手を降る。そのとき、下にいた他のみんなは「あれ?」っと違和感を感じました。

良く見ると三階から手を降るAとは別に、九階から何かがこちらに向かって手を振っていたのです。

Aが顔を引っ込めると、九階にいた何かも顔を引っ込めます。そしてAが四階の窓から顔を出して手を振ると、今度は八階から何かが手を振っていたそうです。

下にいたみんなは、さすがにヤバイと思ってAに向かって

「おい、降りてこい!」
「何かヤバイ奴いるぞ!」
「もういいから、早く降りてきなよ!」

等と叫びますが、Aは気にも留めず

「大丈夫だって!すぐ最上階に行くから」

と聞く耳を持ちません。
四階のAが顔を引っ込めると八階の何かも顔を引っ込めます。そして、五階からAが顔を出して手を降ると今度は七階の窓から何かが顔を出して手を降ります。
段々と上から近づいてくる何かにAは全く気付きません。

「おい、マジで降りてこい!」
「そのまま登ったらヤバイって!」
「お願いだから、降りてきて!」

みんなが必死にAを説得します。みんなの様子を見てさすがのAも渋々納得して、顔を引っ込めました。
もし、Aが六階に登ったら...
みんなが不安な気持ちでいたら、Aが帰ってきました。

「お前ら、どうしたの?せっかく最上階まで...」

Aの言うことも聞かず、乗ってきた車にAを押し込んでその場から離れました。


そして、しばらく車を走らせてファミレスで少し休もうと車を停めました。

Aが「おい、何かあったの?」と聞いてみんなは、一部始終Aに話しました。

「マジか...それはヤバかったな」

何はともあれ無事に戻って来れたので、ファミレスに入って何か食べようとなりました。テーブルを囲んで座るとBが言います。

「あれ?5人しかいない」

人数を数えると男が3人、女が2人...女が1人足りません。

「Eがいない...」

Eを病院に残してしまったと思って、みんなパニックになります。しかし、

「そういえばさ、Eってどんな子だっけ?」

...その場にいた5人全員が、何故かEのことを思い出せないのです。Eの顔も、服装も、身長も、声も・・・。


そのとき、Aの携帯電話にメールが来ました。普通は送り主のメアドが書いてるのですが、送り主は「不明」と書いてありました。
メールを開くと、Eの名前が本文に書いてあり、画像が添付されていました。画像を開くと、肝試しに行った廃病院が写っていました。
そして画像のあとに一言、こう書いてあったそうです。





「もう少しだったのに」





Aはすぐに携帯電話を解約しました。

俺を含め全員が、未だにEがどんな人だったのか思い出せないそうです。

No43 投稿者: 匿名 様


本文
怪談:お面を被った子供

私には物心ついた頃から、時々見えるお面を被った子供がいました。
お面は薄汚れた古いもので、ぱっくり口を開けにっこりと笑っています。
その向こうの子供の表情はわかりません。
男の子か女の子かもよくわかりません。
着ているものから、今の時代の子ではないということだけがわかります。
その子は、仏間の押入れの中、雨が降った後の川の橋げた、山に登った時の
崖のそば、ふとした時にいて、存在をはっきり確認した瞬間いなくなるのです。
最初に見かけた時は、押入れから覗いている子供がいたと怖さのあまり泣いていたようですが
それも自然と見慣れてきたのか、段々と泣き出す事はなくなっていきました。
その子もいつしか見ることもなくなり、私自身、結婚出産と、すっかり忘れていた頃
祖母が亡くなりました。
葬式も済ませ遺品整理を兼ねた大掃除を、父と母でやっていた時のことです。
仏間の押入れから古ぼけた木箱がでてきました。
父が「俺がお寺さんに持っていかんとだわ」と話していました。
私が何の箱かと聞くと
父は「開けたらだめ。昔、ばーちゃんの生まれる前にな、食いもんが少のうなって、口減らしいうて、子供の首を絞めよったらしい。
そん時、締める人が顔を見とられんけんこれを被せたって、ばーちゃんも聞いたらしい。
ただそれから不幸が続いたらしくな、お寺さんに相談したら、時期が来るまで
大切にしまって、その時が来たら供養しましょうって言われたらしかよ」
と話してくれました。
そしてその不幸が起きる時は必ずお面を被った子が現れると。
私は血の気が引きました。
ただ父が話すには、封印はしてあるので何もできないはずだし、
現れなくなれば大丈夫と言っていました。
祖母も押入れから覗くお面の子が見えていた時期があったようで、
そして、その子は押入れからはでてこれないと言っていたようです。
ですが、思い出してみると、私には押入れ以外の場所でもその子が見えています。
雨上がりの増水した川のそば、崖のそばなど・・・。

最近3歳になった娘が何かいると泣き出すようになりました・・・。
まだ言葉がしっかりしていないので、そのお面の子かはわかりませんが、
その子ではないよう祈りつつ、供養の日を待っています。

No44 投稿者: ぼら吉 様


本文
秘密のクエスト

 これは昔まだ、私がレベルが低かったころのお話です。
LVが51になったのでクラスクエストを受ける事ができるようなりました。

 深夜だったので、また明日にするかなぁ~と思っていたら、同じギルドメンバーのフレが手伝ってくれるということで、
二人でクラスクエストのダンジョン、朽ちゆく迷宮に行く事になりました。

 フレはレベルが高く、二人でも十分クリアできると言ってたので二人で行く事にしたのですが、突然見知らぬ人から囁きがきました。

謎の人 (私もクエがあるので一緒に連れてってくれませんか?)

 あれ?特にダンジョン募集してたわけじゃないのに・・・
あ!ギルドチャットで話しをしてたので、ギルドメンバーのサブキャラクターで話しかけてきたのかな?と勝手に思い、こころよくOK。
ギルドメンバーの誰か聞くのもわずらわしかったので、特に聞くこともなく、3人で朽ちゆく迷宮に行くことにしました。

 フレはとても強く、ほとんどついていくだけで、クエストは進行。
タイガーゴッズを倒し、クーガーゴッズを倒し、最後のドラゴンゴッズを倒したときに、新しいクエストがポップアップしました。

 私は朽ちゆく迷宮が初めてだったので、フレに聞くと。
フレ「ここには隠されたボスモンスター、ダクモヤーンがいるんだよ。倒しに行こうか?」

謎の人もクエストが出たというので、3人でダクモヤーンを倒しに行く事になりました。

フレ「あれ?この辺にいるはずなだけどな・・・・このボス、巡回してるから、どっかいっちゃったのかな?」

 ボスがなかなか見つからないので3人でウロウロ、ウロウロ。
雑魚モンスターも、ほとんど倒してしまったのに、ボスが見つからないので、3人で手分けして探す事にしました。

フレ「僕はこっちからいくから、君たちは反対から回ってきて!見つけたら教えて!」

 ボスを挟み撃ちする作戦にすることにしました。
フレは一人で、そして私は謎の人と一緒に別行動。

しばらくすると・・・・
フレ 「う・・後ろから物音がする!!」

 挟み撃ちなのに、後ろからって?
 不思議に思いながら、私たちはそのまま進みました。

 ぐるーーーーと回ってきて元の場所に・・・・
 あれ?ボスどころか、フレまでいません。挟み撃ちなので、ボスはともかく、フレには出会うはずなのに・・・・ボスが後ろにいる!って言ってたから、逆回りしたのかな?

パーティーチャットでフレに話しかけても反応がありません。
あれ?あれ?寝ちゃったのかな?不思議に思っていると・・・

謎の人 「クエストおわりましたので帰りますね」

え?え?え?フレがボス倒してくれたのかな?

クエスト欄を見てみると・・・・・・・・

クエ名称「おまえを殺してやる」
討伐対象の名前が 「フレの名前 (0/1)」

私がクエスト欄を消すと、謎の人は消えていました。

フレはパーティーに残っていたのですが、ダンジョンのどこにもいません。
いつのまにかレーダーにもいません。
パーティーチャットも反応ないので、その日はそのまま寝ました。

その日以来、フレはINしなくなりました。
謎の人に囁きをしても、プレイヤーは存在しませんと出るだけ。

数日して、突然、謎の人から囁きがきました。


謎の人 「次のクエはお前だよ」

 私はあわてて自分のキャラクターを削除。今は別のキャラクターで遊んでます。
見知らぬ人から囁きがきたら・・・気を付けてくださいね・・・。

No45 投稿者: 怜音 様


本文
私には親友がいた。好奇心が旺盛で勇敢な男だ。
左腕はモンスターから私を庇った時に無くした。
彼の自慢はその左腕を代償に獲たゴッズのネックレスで、酔いが深まれば必ずその時の話になる。
嬉しそうに話す彼を見ていると、腕の事を気にしていた私の心は大分救われた。

ある日、彼の元に死霊の門を調査するパーティーの誘いが来た。
募集主の名前は聞いた事がなく、集合場所がダンジョンの最奥という奇妙な内容だった。
死霊の門といえば呪われた沼地に存在する、気味の悪い噂話が後を絶たないダンジョンである。
しかし意気揚々と準備を進める彼に私の不安を伝える事はできず、結果的に私の悪い予感は当たってしまった。

彼を見送って四十九日が経った日、私は偶然ある募集を耳にした。
行き先は死霊の門、見知らぬ募集主、最後の一言は「最奥部でお待ちしております」
これが死霊の誘いである事を疑わなかった訳ではない。しかし行ける所まで行ってみようと決めた。
彼を救えるかもしれない。

明るい内に出発したつもりなのだが、どういう訳か入り口に着いた頃には、辺りは既に薄暗くなっていた。
今度は自分が彼を救う番だ。恐怖や不安という心の隙を死霊に付け入られぬ様、自分を奮い立たせダンジョンに進入した。
ダンジョン内は完全な暗闇で、程なくして外からの光はまったく届かなくなった。
募集内容の通りモンスターの気配はないのだが、それが余計に沈黙を際立たせ、自分の心臓の音すら死霊に気付かれそうな気になる。

どれくらいの時間が経っただろう?光のない中では知る術もないが、私は次第に空気が冷たくなっていくのを感じていた。
そして突然これまでの沈黙は破られた。身体を震わせる低い轟音。地面の揺れか足の震えか?私はその場に立っていられなかった。
音の正体はパサカウとパサホース。私が近くまで来ている事を感じたのだろう。二体は近くを巡回している。
引き返そう。死霊の罠である事は明らかだ。その事が分かっただけでも十分じゃないか。

意を決して顔をあげた私の目に映ったのは、魂が抜けた様に列を成すシャープネッカーの群れ。
その中の一体を見て私は愕然とした。
余りに残酷な現実。幾つもの感情、記憶、想いが、私を内から激しく揺さぶった。
その一体は首からゴッズのネックレスを下げ、左腕が無かったのだ。

あなたにお願いがあります。
彼を救う為に力を貸して頂けませんか?
ダンジョン内にモンスターはいないので心配は要りません。
最奥部でお待ちしております。

No46 投稿者: 匿名 様


本文
怪談
自分は幼いころから霊が入りやすい、接触しやすい霊媒体質だから御墓や神社等に行くときは気をつけなさいとよく祖母に言われていました。
しかし、見えるわけではないので特に気にしないでいました。
これは3年くらい前のお話ですがなんとも不思議な体験をしました。
ある日の休日にトイレで扉を背にして立っている時のことです。
左肩をトンと触れられた感じがしました。
しかし、家には自分以外誰にもいないはず・・・
気のせい気のせいと思い、元の姿勢にもどりました。
その瞬間、さっきと同じ左肩を姿勢が崩れるくらい引っ張られました。
思わず「ちょっと待って!」と口にしてしまい振り返りました。
が何もない・・・・。
そして急に仕事に行っている妻から電話がかかってきました。なぜか泣いています。
「どうしたの?」と聞くとどうやら留学時代の仲の良かった友達が急死したとのことでした。
自分は今こんなことがあったとトイレでの出来事を話すと
妻はその友達が家に来て最後のお別れをしにきてくれたんじゃないかと
言いまた電話の向こうで泣いてしまいました。
命が無くなる寸前に強い思いが残っているとその思いに対して
関係のある人の周りで不思議なことがあると聞いたりもしますが
あのときの引っ張られた感じは『気づいてほしい!』
というものに近かったと思います。
次の日に妻は5年ぶりにその友人の家にいきお葬式に参加してきました。
それからは不思議な引っ張れるような事は起きていません。
あのときの体制を崩すくらい引っ張る不思議な力は何かを伝えたかった友人が
最後のお別れをしに来たんじゃないかと今でもたまに妻と話しています。

No47 投稿者: 匿名 様


本文
骨噛み(ほねはみ)
それは僕が小学校の頃だったころだ、数年前から病気がちだった母方の祖母がなくなり
その葬儀で母の生まれ育ったS村という村へいった。
S村は同じ県下でもずいぶん山奥にはいったところにあり、林業と狭い田畑を耕してくらしている村民がほとんどのせいか同世代の子供もすくなく葬儀に来た従兄弟たち以外は子供もいない村であった。
昔ながらの平屋だての家のふすまを開け放ち葬儀おこなわれた。
母親に促され白い座布団の上にすわると仏間にしつらえられた祭壇に祖母の遺影がかかげられいた、年に1,2度夏休み会うだけの祖母であったが、物心ついたころはもう寝付くことお多くあまり記憶にない。
残された祖父が祭壇近くのうつろな目をして座っていた。会葬者が次々と焼香し、それが終わると、祖母を近隣の村の共同火葬場へ運ぶために霊柩車に運んだ。
川のそばにたつ火葬場へ着くと、叔父と村の男手で棺をおろし炉に運び入れた、お坊さんが読経する中炉の戸がしめられると係りの人が一礼して、待合室に案内してくれた。
畳張りのその部屋に案内されるとどっと疲れてしまったのか母の膝の上に頭を乗せて寝てしまた。そこで僕は夢をみた。夢の中で祖母がにっこりを僕のほうをみている。
病気にもをわずらってるようすもなく元気な姿だ祖母は「よくきたよくきたといい」、おなかすいてるだろうこれをお食べといって僕に何かを渡してきた僕は喜んでそれを食べる。
かりかり硬いなにか・・・僕はそれを口からはずしてそっとみるとそれはおばあちゃんの指。
悲鳴を上げて飛び起きると母が驚いて「どうしたね?悪い夢でもみたの?」と僕の頭をなぜながら悲しげな微笑を浮かべていた。ちょうどそのとき係りの人がやってきて、
拾骨お願いしますといわれた。炉のほうに行くともう戸があけられ眠るように横たわった祖母の姿はもうなく、真っ白な骨と灰が台の上にのっていた。
叔父が持つ骨壷に親族で摘まみあげて箸渡ししながら収めていく。あっというまに骨壷におさまった祖母を連れまた祖父母の家にもどってきた。
かたずけられ小さく作りなおされた白い祭壇に、祖母の遺影と骨壷と位牌をのせ線香をとろうそくをともした。
祖父はひどく疲れたのかうなだれるようにその前に座っている、子供たちは居間に布団を並べ寝ることになった、大人たちはいくつかある客間や寝室で寝ることとなった。
疲れていたのか夕食を食べ、お風呂にはいってすぐに子供たちはもうこっくりこっくり寝始めてしまい居間につれていかれた。
僕もそうだった、だがどれぐらいたった頃だろうふと仏間のほうから人の話声がする小さく押し殺したような声だが、どうやら祖父と叔父叔母たちの声だみんなすすり泣いているようだ。
そっと僕はふすまを開けとなりの仏間をのぞくと数人の大人たちが祖母の骨壷を囲みながら何かしている正面には祖父が座っていた。
なにをやっているのだろうとじっとみていると骨壷の中にそっと手をいれて骨を拾い上げるとそのまま口にいれ泣きながらたべているのである。
泣きながら祖母の名前を呼びながら祖父が食べるとその次に伯父や叔母たちもそして僕の母までも同じように祖母の骨を食べている。
怖くなってそっとふすまをしめると布団の中にもぐりこんだ翌朝起きると何事もなかったように大人たちは朝食の支度をしている。
祭壇のほうを見ると何事もなかったように祖母の骨壷はまつられている。
昨日のことは夢だったんだろうか?そっと母にこごえて「お母さん昨日夜中にみんなでなにを食べていたの?」と聞くと
「だれにもいっちゃだめよ。ああすると死んだ人たちがいつまでも残された人たちの中にのこってまもってくれるのよ」とだけいってあとはなにも語らなかった。

No48 投稿者: Ray 様


本文
○×市のマンションにて事件発生。若い女性が自室で死亡――
その報せを受けた巡査は、パトカーに乗り現場へと急行した。

マンションに到着すると、問題の部屋の前に血相を変えた大家が佇んでいたので、警察手帳を見せてから室内へ足を踏み入れる。
すると目に飛び込んできたのは、おびたたしい量の血痕と千切れた内蔵の一部だった。
思わずウッとえずいたが、必死にこらえて現場検証を始める。
被害者のそばには一振りのナイフ。柄から刀身の先まで真っ赤に染まっており、これが凶器だとすぐにわかる代物だった。
報せの時点だと玄関の鍵はしっかりかかっていたとのことで、室内は荒らされている形跡がなく、窓も閉め切られたまま。
他殺の可能性はなく、自殺と判断した。

ただ不可解なことに、被害者は愛想が良く、気立てのいい娘だともっぱらの噂だった。
しかも勤務先の評価は上々で、人間関係のトラブルもなし。さらには婚約者と近々挙式の予定まで控えている。
自殺に走るような人物には到底思えない。

ある程度検証が進んでから、落ちていたナイフを拾おうと身をかがめる。
その時、真夏だというのに背筋がゾッと凍る感覚に襲われ、伸ばした手を引っ込めた。
コレを触ってはいけないと本能が警鐘を鳴らしている。だが、職務上どうしてもこのナイフを調べる必要があった。
気のせいだ、と何度も自分に説き聞かせ、意を決してナイフを掴む。

その瞬間――ナイフに付いた血がしたたり落ちて、巡査の手全体を真っ赤な色で染め上げる。
まるで血液自体が絡みついてきているかのようなその光景に、思わずソレを凝視した巡査だったが、見つめれば見つめるほど焦燥とも高揚とも言えない、妙な気分にとらわれた。
と同時に、鼻を突く血の匂いが、なぜか甘美な誘惑を伴って巡査の心をせき立ててくる。
だんだん夢と現実の違いがつかなくなってきた巡査の頭の中で、突如低い笑い声が響き渡り、巡査に向かってゆっくりと語りかけてきた。


『つギハ オマえのバんダ......』

No49 投稿者: シュタ 様


本文
あれは、ちょうど完美を始めて4年目の暑い夏の日だった。
仕事も休みの日で、今日もレベル上げに勤しむかとパソコンに向かった。

普段ソロで活動をしている私は、いつもの狩場でいつものようにモンスターと戦っていた。
今日は違う狩場に行くか・・と、飛行状態で放置し席を立った。
席に戻ってきてみると、通常では入ることは出来ないのだが、なぜか未開放エリアの先にいた。あーあ、また放置し過ぎたよ・・。
しかし、そこには見たことのないモンスターが沸いていた。付近には誰もいない。
絶好の穴場スポットだ!と喜んだ。

ふと狩りに没頭していると、気づいたら外は暗く夜になっていた。
また廃人狩りしてしまったな・・と高々しく呟いた。

今日も一日疲れたし、そろそろログアウトするか、とログアウトに手を掛けた時、誰もいないと思っていたはずなのに、目の前に白い服のキャラクターが
立っていた。

あれ、気づかない間に他の人も同じ狩場にいたのかな・・?
でも、何か様子がおかしい。レーダーには、プレイヤーのマークがない。
しかし、そこには確かにキャラクターがいる。NPCでもない。

怖くなりリターンスキルを使用したが、何度クリックしても、クリックが出来ない。勿論ログアウトボタンも反応がない。

チャットに赤い文字が浮かび上がる、「何で・・?どうして逃げようとするの・・?一緒にいようよ、、、え・い・・えん・・に」
その瞬間、そのプレイヤーの顔の形相が怖く動いて見えた。

一瞬の出来事だったが、いつの間にか祖龍の城に戻っていた。
リターンスキルが発動出来ていたのだ。

付近の知り合いに話したが、私のキャラクターは昼間からずっと突っ立っていたそうだ。
ちょうど私が席を外した時間である。ゲームに没頭し疲れていたのだろう。その日は眠った。

翌日仕事から帰ってログインし、その場所に行こうとしたが、未開放エリアの先には入ることは出来なかった。

普段入ることは出来ない未開放エリア。
あたなも気づいたら、その先に導かれ、未知のプレイヤーに招かれるかもしれません・・。

No50 投稿者: つねちー 様


本文
あの日は朝から雨だった・・・湿気があると頭痛がでる体質で、その日も私は頭痛に耐えながら車で会社へと向かった。
頭痛もあり、残業せずに帰ろうと思ったが急な仕事が入り帰りは深夜になった。
夜になっても雨は止んでいない。頭痛もまだ消えない。
夜の雨は光が乱反射して見通しが悪い。通いなれた道もまるで別の道のようだ。
いつもの帰り道にはない看板を見つけた。どうやら道を間違えたらしい・・・
看板には""火葬場100m先←""とあった。知らない道ではない。
地元ではちょっとした心霊スポットになっている。この時間に通るには気味が悪い。
雨が小降りになり、白くもやがかかったようになってきた。
火葬場への道との分かれ道に差し掛かった。
・・・髪の長い女性が立っている・・?
怖すぎる。止まるはずないだろう!と思いそのまま通り過ぎた。
通り過ぎた後バックミラーで後ろを見てみたが白いもやでよく見えない。黒い影がもやっとしてる感じだけだった。
しばらく走ると大通りとぶつかり、赤信号で停車した。
すると、助手席のドアが開き誰かが乗り込んできた。
???状況が呑み込めない・・・
びしょ濡れの長い髪の女性?と思った瞬間
左腕を掴まれた!「なぜ止まらないぃいぃぃ!!!」と叫ぶ女性の顔は半分ただれていた。
私は「うわあああああああああ!!!!」と叫んだ。

そこで目が覚めた。朝5時
寝汗でびっしょりだ。
シャワーを浴びることにした。
寝汗を流してすっきりした。
ふと鏡に目をやると、左腕に手形の青あざが・・・
そして、風呂場のスリガラスに黒い影・・・

No51 投稿者: あいすくりーむ☆ 様


本文
「我が家・・・・」
私達夫婦が、今の家に引っ越してきたのは1年半ほど前。引越し後、寝室で寝ようとしていると、
押入れのほうを見て旦那が「こえーーー!(怖い)」と怖がった。どうしたの?と聞くと、
「こえーーーー」とだけ答えて 布団をかぶった旦那・・・・。何かがいるらしい・・・・・。
元々旦那は、霊感が強く 見えてしまう。「おばけがいるの?」聞くと、「押入れの天袋の辺りに・・・・」と答えた。

ある日の夕食時にも、「今、誰かに肩を叩かれた・・・・・」と驚いていた。
私は、もちろん叩いていないし 他には誰もいないのに・・・・

我が家には、見えない同居人がいるらしい。
しかし、もう1年半も暮らしていると 特に悪さもしてこないし慣れてくるものだ。そんな、
リアルで常にいる状況で暮らしているのに、旦那はTVの心霊特番を見たがる。そんな物を見て、
涼まなくても我が家には リアルで存在しているのに・・・・・・・3人目の同居人が・・・・・慣れとは、不思議なものですね。

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【9月29日追記】9月25日に発生したワンタイムパスワードの障害の補償について 2015/9/29
2015年9月30日(水)のイベント 2015/9/29
【 帝国戦 】 9月度 最終結果 発表 2015/9/29
【9月28日発送完了】【結果発表】百物語コンテスト 2015/9/28
2015年9月21日(月) ~ 9月28日(月)の不正者対応報告 2015/9/28
【9月27日開催決定!!】アイテムチケット特別タイムセールのお知らせ 2015/9/26
【9月26日8時00分復旧】2015年9月25日(金)ワンタイムパスワードに関する障害発生のお知らせ 2015/9/26
【9月26日追記】ワンタイムパスワードの障害の補償について 2015/9/25
【 帝国戦 】 9月第3週 結果発表 2015/9/24
2015年9月オリジナルギルドマーク実装スケジュールのお知らせ 2015/9/24
【9月24日更新】シルバーウィーク!「神遣いのクイズ」イベント開催のお知らせ 2015/9/24
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