MK-STYLEゲーム一覧
MKポイントチャージ

あなたが創造する、未完の世界。 -Perfect World-

ゲームガイド

TOP > ニュース

ニュース

カテゴリ

百物語コンテスト No72~No81

2015/9/18

 No72~No81

No72 投稿者: 匿名 様


本文
ハァ、ハァッ、ハァッ、ハァッ
カッ、カッ、カッ、カッ

...息が切れる...
...ココはどこ?...

今、私は、薄暗い一本道を全速力で何かから逃げている。
理由は解らない。
とにかく捕まってはいけない。何故だかそれだけは解る。
きっと生き残るための本能だろう。

生き残る?
いったい私は何から逃げているんだろう...。

ハァ、ハァ、ハァッ、ハァッ、

薄暗いその道の向こうは、原生林が生い茂る森へと続いていた。
森の中は完全な暗闇に見えた...。

...どうしよう...

ハァ、ハァッ、ハァッ、ハァッ
カッ、カッ、カッ、カッ

迷っているうちに、その何かは、確実に私との距離を縮めている。
もうそこまで足音が近づいているのではないか?
今にも肩を捕まれるかもしれない恐怖が私を襲う。

...せめて何から逃げているのか確かめたい...

ハァ、ハァッ、
私は、振り向いてその何かを確かめようとした。

カッ、カッ、カッ、カッ
「振り向いてはいけない!」

ハァッ、ハァッ、
...!? 誰?...

声に驚いた私は、もう一度振り向こうとした。

カッ、カッ、カッ、
「振り向くな!」

その何かは、男の声とも女の声ともつかない、低く威圧感のある声を荒げた。

訳も解らず、私はそのまま森に入ってしまった。
樹齢何百年ともつかない巨木の森。
森の中は、空からの光は届かない代わりに薄緑に光る苔が群生しており、
外から見た、暗闇の森の印象は、良い意味で裏切られた。

...カッ、.........・...カ...ッ、
「.........・...絶対...に...・・振...り向......」

不思議なことに、この森に入った瞬間、
ずっと追いかけてきていた「何か」の足音が遠ざかって行った。
声も最後は良く聞き取れなかった。

...何て大きな樹だろう...

ハァ、ハァ、ハァ、
私は走るスピードを緩め、光の届かない生い茂った濃緑を見上げた。

...もう足音はしない...

...男とも女とも解らない声もしない...

...助かった?...

私はとにかく森の奥へ向かった。
暫く進むと、あれ程生い茂っていた樹木に、ぽっかり穴が開いたような
空からの光が届いている場所があった。

...出口だ!...

確信は無かった...いや、本能的な感覚が、あそこが出口だと言っている。
思わず駆け出し、ふと...私は振り向いた。

その瞬間、目の前に黒い穴が現れ、その中から伸びた手が、私の手を強引に穴に引きずり込んだ。


「.........・...残念だ...」

最後にあの声が聴こえた気がしたが、
もう、私は暗闇に溶けていった。

.........何も・...聴こえ...な・い...

おわり

No73 投稿者:我輩は猫好き 様


本文
1枚の写真
おばあちゃんの家に行くと必ず思い出すことがあります。
それは、押入れの奥にそぉーと置いてある小さい箱。
中には一枚の写真が入っています。
当時、私がまだ小さかった頃・・・そう、あれは小学3年か4年の頃・・・。
お盆になると、県外に住むいとこ達がおばあちゃんの家に遊びに来る。
私もその一人だった。久しぶりに会ういとこ達、10人はいる。
毎年親たちは、今年は何処に連れて行こうか、悩みの種だったらしい。
そんな中、その年は湖に決定。
湖に着くと、みんなでワイワイ、キャーキャー騒ぎながら楽しい時間が過ぎた。
最後にみんなで2台のジェットボートに乗った。
ボートが走り出し、涼しい風がみんなの顔を笑顔にし、
記念に写真を撮ることにした。みんな楽しく笑っていた。
そんな時、ひとりの子が湖に落ちてしまった。
私たちがパニックになる中、大人たちは落ちた子を懸命に助けた。
幸い怪我もなく助かりましたが、その子は
「誰かが服を引っ張った!凄い力で引っ張った!」とワーワー泣いていた。
ボートは岸辺に戻り
両親たちも「無事でよかった・・・」と涙目になっていた。
翌日、出来上がった写真を見ると、まわりがガヤガヤと騒がしい。
それはボートで撮った一枚の写真。
子供たちの笑顔の中に見知らぬ顔が一人。そして複数の手が湖から手を伸ばすように写っていた。
その写真からして、「こっちにおいで~こっちにおいで~」と思わせるものだった。
あの事故は偶然か・・・それともあっちの世界へ連れていこうとしたのか・・・
その湖には、あれから一度も行っていません。

No74 投稿者: 子守の日々 様


本文
今年の3月に友人の祖母が亡くなられた。
5月になり、GWということで友人の家に遊びに行った。
そこで友人から
「最近、ばあちゃんの家の近所の人から電話かかってくるんだよね~」と言い出した。
内容は、誰もいないばあちゃんの家が、夜になると電気がついている。ってことだった。
祖母の家はここから車で30分くらいのところにある。
どうせ暇なんだし、ブレーカーを落しに行こうとなり、祖母の家に向かった。
各自の部屋の電気のスイッチを確認し、ブレーカーを落として、再び家に戻った。
その日はお酒も入り、泊まることにした。
そして21時過ぎ、友人の電話がなった。
相手は、また近所に住む人らしい。友人は私の顔見て
「ちょっと!!今もばあちゃんの家、電気ついてるってさ!!なんで?」
それを聞いた私は、鳥肌がたった。
間違いなくブレーカーは落としてきた。電気なんてつくはずないのに・・・
そして数日後
友人から
「なんかさ~~ベランダに赤ぽいタオル?バスタオル?が干してあるって電話きたんだけど~、見に行く?」
さすがに気になりますが断りました。見に行く勇気がありません。
友人は、それを見に行ったのか行ってないのか・・・
なぜか、連絡がとれなくなりました・・・。

No75 投稿者: おばあちゃん子 様


本文
祖母から聞いた話です。
終戦間もない9月、台風がやってきた。
台風が近づいて来ているであろう、風が強くなり、あばら家の隙間を抜けて風の音が「ぴるる」と鳴く。
祖母の母が外回りの確認をすると言って出て行った。
祖母は妹と並んで座り、揺れる灯りを見ていた。
スコップが準備されていないことに気付いた祖母は、妹を残し外に出た。
「しまった」
外は既に真っ暗になっていた。懐中電灯は一つしかない。
遠くで母の懐中電灯の光がせわしく動いている。
どうにかなるだろうと祖母はスコップが置いてある納屋の戸を開けた。
薄暗い中を進むと、奥に何かがいるような気配がした。
「だれ!」
「・・・」
「だれかいるの! 出ておいで!!」
「・・・」
奥の一点を睨みながらゆっくり歩き、手探りでスコップを手に取ると、一気に納屋の外に出た。納屋の戸が閉まる音が背後でした。

台風が過ぎ去った翌朝、納屋の中はいつもと変わらなかった。

No76 投稿者: 匿名 様


本文
夢か現実がわからなくなった出来事です。
なんの変哲もない温泉にいる夢でした。
昼間なのですが、部屋は外から差し込む日の明かりしかなく薄暗く円型の畳の引かれている休憩所で、畳の境目に薄く長いカーテンが掛けられてそとから吹く風で揺れていました。

休憩所には約5~6人の人が寝そべったりしてくつろいでいました。
その時、何か頭のような丸いものが這うようにくねくねとカーブを描き人の間を滑っているのが見えました。
私の近くにいる女の子の前でそれは消えました。
誰かがそのうちの子に何かが憑いているといいました。
私はその子から一番近く、そこにいるのが怖くなり後ずさりしました。

その時、さきほど見えた頭のようなものがその子から這って出てきました。
そして私の方にそれは来ました。
足元からスーッと肩と首の付け根に来たかと思うと頭だけのそれはポンポンと首元で跳ねだしました。

びっくりしてそこで目が覚めました、でも目が覚めてからも首元でポンポンとなにかが跳ねていました。でも感覚だけで何かが見えるわけではありません。
丸い空気のようなものが跳ねる感覚だけが残りました。
それから数日してまた夢を見ました。
野原にいたのですが、白い半透明の男の顔だけが空中に浮かんで見えました。
場面がかわり、部屋でテレビを見ていました。
さきほどの野原が映っていまいた。
同じ位置に白い顔が浮かんでいました。
不思議な事に場面が変わるのにその顔だけが動かず同じ場所にありました。
急に怖くなりそこでまた目が覚めました。
まだ夜中だったので再び目を閉じて寝ようとしました。
すると夢で見た同じ顔が瞼を閉じただけの黒い部分に白く浮いて見えました。
目を開けると何も見えません、でも閉じると見えるんです。
私は困ったときの神頼みで必死に拝みました。
その内、その顔は消えて見えなくなりました。
終わり

No77 投稿者: 褐色の何か 様


本文
【そっくりさん】

大学の新歓コンパの2次会へ向かう道すがら、
どう見ても自分とうりふたつの人と出会ってしまいました。

向こうもこっちを見て驚いていたようでしたが、
どんな対応をしたものか分からず、お互いを指さしあいながらすれ違ってしまい
結局どこの誰なのかはわかりませんでした。
その後、そんな出会いをすると近々、死ぬと言われているのを聞いて
1か月ほどおびえる日々を過ごしました。

でも私は死にませんでした。

なんだ大したことないじゃない、
そう自分に言い聞かせて安心しようとした瞬間、
私は悲鳴を上げました。

すれ違った時、相手の着ている服と、その時私の着ていた服は
異なるものでしたが・・・
その相手が着ていた服を私は持っていたからです。

衣装ケースを慌てて探しましたがその服だけ見つかりませんでした。
私は当時アパートで独り暮らししていましたが、
誰かが私の部屋から服を持って行ったのでしょうか。
その服は今でも見つかりません・・・

その頃からです
私は昔の知り合いから会うたびに「ずいぶん変わったね」
と言われるようになりました。

もしかすると私は私が知らないうちに
別の私と入れ替わっているのかもしれません。

No78 投稿者: MNK 様


本文
コンコンコンッ

ログインすると同時にいつもPTが飛んでくる。
彼女とは今のギルドで出会い、気が合いすぐに結婚した仲だ。

友人に勧められ結婚式もあげたし、お揃いのファッションも購入。
何かあったら、と一応リアルの連絡先まで交換した。

俺が戦士キャラで、彼女が精霊キャラ。
キャラの相性も抜群だ。

レベルも上がってきて、霜降りや黄昏、
神月や輪廻にも行けるようになった。

そして今「寝る前に絶対にしようね」と結婚するときに約束した
夫婦クエをやっている最中だ。

""幸せな思い出""を198個持っているってことは今日で結婚100日目ってことだ。

そんな事を思っていると、突然携帯にメールが届いた。

―――――――
連絡が遅くなってごめんなさい><;
急に仕事が忙しくなっちゃって、完美に全然インできてなくてごめんね。
もう三か月はインできてないよ。また落ち着いたら・・・・・
―――――――――


「お前は、誰だ」

No79 投稿者: 猫 様


本文
今日も仕事が終わり、まっすぐ帰って完美世界にログイン。

ギルドのメンバーとの挨拶を済ませ、着々と日課をこなす。
石クエクリップ、保安に蓬莱。

かわいいキャラクターメイキングができるからと始めたこのゲームだが、
私は今、レベリングにハマっているのだ。

ちょうど1年前、嫌なことがありアイドルからOLへと転職。
その時はじめた完美世界でのキャラクターが今日、レベル105に到達しそうなのだ。

思い返してみればこのゲームは最高だった。
グラフィックや音楽だけでなく、プレイヤーもいい人ばかりだった。

ただ、1点悪いところをあげるとすると
フィールドでのソロ狩り時にPCが重くなることだろうか。

ダンジョン内や、ギルドメンバーと狩りをしている時はスルスル動くのに、
一人でフィールドで狩りをしている時はいつもカクカクするのだ。

今もそうだ。
日課が一通り終わり、レベル105までのラストスパートで結丹を使うもカクカクしながらの範囲狩り。

この謎のPCの重さにも慣れたものだな、と思いながら続けていると画面がいつもより長く止まった。

そう。レベルが105に上がったのだ。

それと同時に私はPCが重くなる原因を理解した。

私の周りには50・・・いや100人以上の暗殺が付きまとっていたのだ。

アイドル時代の記憶が蘇り、PCの電源を落とした。

体が震えてどうしようもないが、とりあえず冷静を取り戻すためコンビニへ行くことにしよう。

「でもどうして、プレイする時間、場所がいつもわかっていたんだろう」

No80 投稿者:まこ 様


本文
タイトル「ドッペルゲンガー」

みなさんはドッペルゲンガーってご存知でしょうか。
そう"自分とそっくりの姿をした分身" のことで
「自分のドッペルゲンガーを見ると、しばらくして死ぬ」と言われています。

昔の話なのですが
僕が町を歩いているとどこからか視線を感じました。
夜もだいぶ遅い時間だったので人も少なく、
その視線がどこから送られているものなのかすぐにわかりました。

僕でした。

その""僕""はニヤリと笑い、森のほうへと逃げていきました。

それからしばらく経って、いろいろあって死にました。

無事に「シニア」ランクに昇格しました。

No81 投稿者:purosesu 様


本文
夜22時頃TVを観ていると、洗濯物を干したままにしている事に気が付き、ベランダに出て洗濯物をまとめていると、後ろから声が聞こえました。
 「おねいちゃんこんばんは^^なにしてるの?」
と、小学校低学年くらいの子供が肘をついて話しかけてきました。

私が「洗濯物を入れてるの。ボク、こんな遅い時間まで遊んでるの?早く帰らないとお父さん、お母さん心配するよ?」って言うと
子供が「うん。そろそろかえるよ~^^」って言いました。
私はにこやかに笑顔でかえすと、また洗濯物を入れ続けていました

するとある事に気が付きました。


ここ・・・・・・10階だ・・・・・・・


もう一度振り返り子供を見て下を覗くと、上半身だけの下半身が無い子供がベランダから肘を付いて見ていました

 私はパニックになり「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」と叫ぶと、子供が声とも言葉とも思えないようなものを口にしながら両腕だけで壁をつたって上がっていきました。

それから私は気を失ってしまい、気が付いたときは部屋で倒れていました。

リストへ

カテゴリ タイトル 日付
PICKUP 2019年5月更新情報 2019/5/14
PICKUP 2019年4月更新情報 2019/4/ 9
2015年9月29日(火)のイベント 2015/9/28
2015年9月21日(月) ~ 9月28日(月)の不正者対応報告 2015/9/28
9月25日に発生したワンタイムパスワードの障害の補償について 2015/9/27
【9月27日開催決定!!】アイテムチケット特別タイムセールのお知らせ 2015/9/26
【9月26日8時00分復旧】2015年9月25日(金)ワンタイムパスワードに関する障害発生のお知らせ 2015/9/26
【9月26日追記】ワンタイムパスワードの障害の補償について 2015/9/25
【 帝国戦 】 9月第3週 結果発表 2015/9/24
2015年9月オリジナルギルドマーク実装スケジュールのお知らせ 2015/9/24
【9月24日更新】シルバーウィーク!「神遣いのクイズ」イベント開催のお知らせ 2015/9/24
【9月21日更新】【結果発表】百物語コンテスト 2015/9/21
百物語コンテスト No92~No100 2015/9/21
2015年9月14日(月) ~ 9月21日(月)の不正者対応報告 2015/9/21
百物語コンテスト No82~No91 2015/9/19
【9月18日追記】キャラクター名に半角スペースと半角アクサンシルコンフレクスが入っているお客様へ 2015/9/18
秋の経験値・ドロップ上々↑↑キャンペーン 2015/9/18